ドクターRINのAVレビュー Vol.231

プロフィールドクターRIN:群馬大学医学部卒業・現役医師の肩書きを持つ異色のAV評論家。訳あって引きこもっていた頃、狂ったようにAVを見続け、この道に入る。熟女からホモまで範囲は広い。愛車はGTR。車と涅槃について語るブログ『愛LOVE涅槃』も好評。



そろそろうっとおしい梅雨に入りますが、如何お過ごしですか。前回のレビューは大変反響が多く、驚いています(笑)。
梅雨におすすめなのが、「恭子〜定峰峠でダーリンを待つオンナ〜」です。雨の中、愛車(黒のマツダRX-7と推測されます)でダーリンと呼ぶカレシとの甘いひとときを過ごすミニスカボブの恭子(仮名)の素人モノ。白い肌が魅惑的です。それでは今回もレビュー、参ります。


今週発売の新作からピックアップ

「7万円は板金だけじゃない〜ガムテープですMatch」
(制作:プロジェクトD)

 新進気鋭のレーベル・プロジェクトD制作。お得意のホモ企画モノ。
 黒髪にぱっちり目のウケ・タケシが親友(?)のシンゴに酔わされてホテルに連れ込まれ、ガムテープで拘束されて無理矢理処女を奪われるという内容。ホテルの内装からするに、妙義山麓のラブホテルの角部屋だと推測されます。
 ストーリー自体に目新しさはないものの、最初の居酒屋でのやりとり、隠し撮り風の固定カメラアングル、強がるタケシのかわいらしさが際立つ作品。アダルトグッズの拘束テープではなくガムテープを使用するという生活感、なによりタケシの感度の良さとシンゴのテクニックに完成度の高さを見ました。
 このレーベルの主宰・R.Tの提唱する「素人最エロ理論」に基づく作品ですが、演技なしの素人のエロさは確かに男の本能に訴えかけるモノがあります。
 最後はザーメンまみれで泣きじゃくるタケシ。下からなめるようなアングルがほしいところですが、盗撮風固定アングルなのでそれはかないません。7万円をそっと置いて立ち去るシンゴの後ろ姿にガチホモの風格が漂います。
 ところでどうして7万円なのかは疑問であります。


「ダウンヒラーならヒルクライマーのチン●当ててみて!」
(制作:プロジェクトD)

ソフトオ●デマンド社の「●●なら××の裸当ててみて!」シリーズの明らかなパクリです。セットもそれっぽいし、司会のお姉さんはS社の女子社員シリーズに出ていたような気がしなくもありません。
 が、それだけで終わらないのがプロジェクトD。
 今回は峠の走り屋、しかもホモという内容。
 走り屋チームのダウンヒルドライバー(下り担当)が自分のチームのヒルクライムドライバー(登り担当)のチン●を当てるというモノ。走り屋にホモが多いという俗説を裏付ける一本です。車に興味のない方にもお楽しみいただける内容です。なぜって、車は全然出てきませんから(笑)。
 素人というふれこみながら、一人目のタクミ(19歳)はなかなかのイケメン。茶髪、ショートヘアー、色白、眠たそうと色々兼ね備えています。
 衝立の穴からコンニチワする10本近いペニスを一通り味見するのですが、その舌使いが非常にイヤラシイ。どうやらかなり遊びなれている様子です。
 9本目にして同じチームのヒルクライマー・ケイスケのモノだと判断、ねっとりじっくりとしゃぶる様をあらゆる角度から捉えています。これだけでホモフェラAVとして一本出せそうな位です。
 7人目で「これ、ケイスケさん(ヒルクライム担当)のかな?」と首を傾げるタクミ。司会のお姉さんが「ならば合体してみてください(笑)」とけしかけ、衝立ごしにバックで合体。「あ、違う」と5秒くらいで気づきました。ちなみに後で判明したことですが、合体相手はケイスケの兄のリョウスケだったようです(笑)。 
 最後は衝立オープン、裏に用意された特製ベッドでケイスケと合体。少々薄暗いのが難点ながら、ケイスケもイケメンで体位も豊富。

 二人目はサカモト。小柄でやや無精髭ありのワイルド系。二本目で早々とヒルクライマー・ワタルのペニスを探り当てる。こちらはあまりフェラに慣れてはいない様子です。タクミの後では物足りないと思われるかもしれませんが、サカモトのぎこちなさがかえって新鮮でそそられるカメラワークとアングルです。
 衝立オープン後のセックスでは大胆にもカメラに向かってサカモトの秘部をご開帳してくれたワタルさんのサービス精神には驚きを禁じ得ません。泣きながらカメラに向かって射精するサカモト、その量にちょっと驚き(笑)。
 素人なのが惜しいくらいです。

三人目はシンジ。なんと現役高校生。ひょろっとしていてやや無気力系なところは、一人目のタクミに通じるモノがあります。
 衝立の穴からコンニチワする10本のペニスに驚くシンジ。どうやらまだ男慣れしていない様子です。ヒルクライマーのゴウしか男を知らない、というのもうなずけます。
 こわごわ、一人目のペニスをフェラ。本当にへたくそ(失礼)です。が、そのへたくそさがかえって征服欲を刺激するというのを、主宰のR.Tはよくわかっているのであえてそのへたくそなフェラを撮り続けます。
 こちらは最後の10本目でようやくゴウのペニスに巡り会えました。衝立オープン後、ゴウ以外のペニスにチームメイトがいたことにマジ泣きする様は一見の価値ありです。6人目のかなり小さめなペニス(本当に小さい)が、チームでもとてもお世話になっているメカニック(整備担当)のクボさんのものだと知って泣き崩れるシンジの顔、必見です。クボさんはオッサンです。
 最後は定番の合体。最近やっとアナルでイけるようになったらしく、先ほどまでの無気力さとは打って変わって積極的になるシンジ。画面の外からシンジのお母さんが「もっと激しくするのよ、シンちゃん!」とヤジを飛ばすのも見物です(笑)。


「埼玉従兄弟恋愛事情(完全版)」
(制作・プロジェクトD)

 ドキュメンタリー形式のガチンコホモ恋愛モノです。120分というロングムービーながら、飽きがこない内容です。
 従兄弟同士でありながら惹かれあうワタルとノブヒコ。二本目のワタルに似ているは気のせいですね、きっと。
 ノブヒコへのインタビューに始まり、ワタルへの想いをつづった自作詩朗読(少し痛い)、そしてワタルを想いながらのラブホテルでのオナニーシーン、と次々に場面転換。色々と思いつくプロジェクトDのスタッフには感服です。二人の思い出の場所に行って、スタッフがノブヒコに軽く痴漢紛いの行為をする場面は非常に面白いですよ。
 予行演習と称し、アイマスクをつけてモブに犯されるノブヒコの痴態は一見の価値あり。乱れるノブヒコ、失神します。スタッフはワタルに合コンと嘘をついて、モブに犯された後のノブヒコのいる部屋にワタルを招き入れます。
 その後は、みなさまの目でお確かめください。少なくともワタクシは、弟と共に泣きました……。そして実用用と保存用に二本のソフトを購入しました。



 本日はこの3本を紹介しました。気づけばすべてプロジェクトDの作品でしたね。
 次回は「口元にほくろのあるナマイキな弟」「酒井さん、オレ……トモさんに……」「母さん、今夜も北条さんちに行ってくるから〜シンちゃんの秘密〜」「オレのアソコもスパイラル」をご紹介したいと思います。
 それでは、あなたのAVライフに少しでもお役立ちできれば……See You Next

※だから嘘ですってば……










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